古川美術館 | 名古屋市
2018-05-02
シェアハウス東山公園からは地下鉄で1本。
地下鉄東山線:池下駅下車。
シェアハウス桜山、滝子通りからは、今池で乗り換えて一つ目の駅。
古川美術館は、故古川爲三郎が戦前より収集した美術品の寄付をもとに平成3年11月に開館。
美人画などの近代日本画を中心に、西洋中世の彩飾写本など多岐にわたり約2800点を所蔵、
年に数回企画展を開催。また分館として爲三郎が103歳まで終の棲家とした数寄屋建築の建物を
「為三郎記念館」として平成7年から一般公開。邸内では、季節の設え、企画展示、イベントがあり、
日本庭園を眺めながら抹茶と和菓子のセット(有料)も楽しむことができる。
現在開催は、第57回日本現代工芸美術展東海展
用と美を兼ね揃えた工芸には、機能を主としつつ美的な処理を行う工業製品のデザインや、
合理性と経済的思想から生活過程に随伴する生活工芸、ハンドメイドにこだわるクラフトなどその分野は多岐にわたります。
しかしそこには、現代に生き、現代の感性で自らの世界観を追究しそれを造形化するために工芸素材を駆使し、
工芸美を追究する作家の姿勢が根底にあります。
本展ではそうした今を生きる工芸の姿を紹介します。日本全国主要都市を巡回する本展は、人石川の名窯大樋焼の芸術院会員大樋年朗、
同じく芸術院会員人形作家の奥田小由女、金属の宮田亮平、陶芸の亀井勝、曽根洋司をはじめ約120点の作品を一堂に公開します。
今を生き、命を灯す現代工芸の美を楽しみください。
関連記事
Comment