シェアハウスって、いいな
暮らしを楽しみたい人、歓迎
笑顔もシェアする共同生活
一つの住居に数人で暮らすシェアハウスは、
東京圏では定番だけど名古屋
では珍しいスタイルだ。
「東京みたいに、家賃や通勤時間を浮かせるために
シェアハウスを選ぶというより名古屋は楽しい暮らしを求めてやってくる人
がほとんど」と、管理・運営者の奥村秀喜さん。
そのため、築30年以上のビルを
リノベーションした空間はリビングに壁いっぱいの黒板を配したり、
茶室をイメージした和の小部屋があったり、
あちこちにアイデアが散りばめられている。
社会人限定のここに住むのは、現在20代半ば~30代半ばの男女8人。
職業も生活スケジュールもバラバラだけど、
「年の近い家族ができたみたい」とみんな仲が良く、
夜は帰宅者が一人、また一人、、、、
と晩酌の輪に加わっていくこともよくある光景だ。
人脈が広がり、顔を合わせれば会話が弾むシェアハウスは、
いつも心地よい空気に満ちている。
1,2
キッチンも冷蔵庫も業務用のワイドサイズ。
調理台の下に ルームナンバー付きのボックスがあり、
各自の食材やお菓子を保管できる。
3.
リビングの窓際にはハンモックも。
ウッドデッキと並ぶ特徴席だ。
4,5.
玄関の扉を開くと、ステンシルで描かれたシャチホコがお出迎え。
その先のコワーキングスペースは一人でパソコン作業したり、
来客との打合せに利用できる。
6.
シェアハウスはビルの3・4階。上のフロ
アにLDK、バス、トイレがあり、窓が大きく
風通し良好だ。週に1度、共有スペース
の掃除をシルバー人材に頼んでいるため、
きれいな部屋が保たれている
7.
貨物用コンテナをイメージした、コンパク
トな個室。
8.名古屋のデザイン事務所「エイトデザイ
ン」がリノベーションを手掛けた。むき出し
の鉄骨、経年劣化したような床と、無骨で
味のある空間が格好いい
9.洗濯物を干すのは屋上へ。眺め抜群
で、ここから熱田神宮と名古屋港の花火
を見られるのが自慢だ
10,11.和室は、にじり□から入る茶室仕
様になっている。一人で考え事をしたい時
におすすめの、通称「瞑想部屋」
(まーくん)
海外でホームステイしていた
ので、帰ると家に誰かいるのが
うれしいてですね
(あややさん)
広いキッチンのおかげ
て、自炊中の気分も弾けます
(ぱっちゃん)
本日、人居1日目!いい人ばかりて安心しま
した
(ゆーみんさん)
「ウッドデッキのバルコニーが
お気に人り夕暮れも素敵なんです
KELLY
まちラブvol.6
発行人:大塚大志
編集人:山本寿人
発行:株式会社ゲイン
(敬称略)